秋田市寺町大悲寺の坐禅会秋田維摩会の会長をつとめています。歴史のある市民の坐禅会で師家は臨済寺専門道場師家及び花園大学学長・阿部宗徹老師です。 おちこぼれ会長ですが、何故こんなに禅や仏教はむずかしく教えるだろうか、本質を簡単に一般市民にも、分かりやすく伝えることが出来ないものかと、常々考え続けています。
2010年10月11日月曜日
■臨済寺での教え
秋田市寺町大悲寺の坐禅会:秋田維摩会のメンバーが、師家(禅の先生)である阿部宗徹老師のお寺、静岡市・臨済寺の開山法要に出かけました。
1、すごいお寺でした
臨斎寺は天文5年(1536)太源崇孚・雪斎(たいげんすうふ)が自分の弟子大休宗休を勧請し開山した。
この年4月今川9代目の氏輝が24歳で亡くなり善得院に葬られた(善得院は亡き母北川殿の別邸を直した庵)
法名 臨済寺殿用山玄公に因んで、臨済寺とつけられた。
凛としたただずまい、本堂への階段を通れば波動の高さが感じられます。
2、徳川家康ゆかりのお寺
德川家康が幼少の頃、竹千代時代、今川の人質となり駿府に居た頃、
学問をこの臨斎寺の太源雪斎に学んだ
ゆかりのお部屋の前で感動しています!
3、開山法要はお坊さんが75人
10月10日 開山法要は厳かなもので、お坊さんだけでも75人が参加しておりました!!
しっとりとした尺八が奏でられて始まった式ですが
阿部老師の開山の偈(漢詩)は朗々と感動でした。
また声明でしょうか、別の和尚様の声明にも感動! 格調高い儀式でした
4、200人の檀信徒が集う
毎年の恒例行事で、老若男女の檀信徒が200名も参加するのです。法要、講話、食事
(270人分を御膳つきの精進料理だします)
200人の方々が、普段着の服装で参加し、儀式も講和も・・・もちろん食事も、みんな楽しんでおりました。うらやましい限りでカルチャーショックでした。
・何がカルチャーショックなのでしょうか、坐禅会の秋田維摩会なのか、それともお寺の大悲寺なのか、はたまた大悲寺を中心とした臨済宗の皆さんなのか・・・みんな一緒なのでしょうが。市民に働きかけ、心のよりどころとなる、一日をゆったり、感動を持って過ごせる場ができていることです。徳川公の拠点としての歴史がそうなのでしょうか、安部老師のおかげなのでしょうか・・・。大悲寺に副住職がおいでになったことをきっかけとして前向きに行きたいものです。
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2010年10月7日木曜日
■大摂心が終了しました
3日から始まった大坐禅会が終わり、普通の生活に戻りました。
1、朝5時起床
朝 5時起床、5時半 スタート
坐禅、参禅(いわゆる禅問答)
終われば、朝のご飯(一汁一菜)を一緒に食べます。秋田こまちの新米がおいしいです!
2、講演会
阿部宗徹老師の講演会
大悲寺で開催、会員の他、檀信徒の皆さんが大勢集まっていただきました。
演題は「蜜陽(みつよう)」でした。韓国の都市の名前であり、カンヌ映画祭の映画のタイトルでもありました。シークレットサンライズ・・・いつもあなたにふりそそいでいる。
掲げてある「蜜陽の書」は秋田市の書家・佐藤蓉子さんによるものです。当日の朝急きょ書いていただいたものです。
3、臨済寺の雲水さんたち
今年も5人の雲水さんたちに助けていただいて坐禅会ができました。
秋田駅までの往復の「托鉢」に出かける姿です。あいにくの雨でしたが元気な声が秋田市に響き渡りました。秋田にもかなりなじんできたようです、多くの喜捨をいただいています。
4、すべてが終わって
記念写真です。
ウイークデーの9時半ですから現役の人は写っていません。
このあと、ビールの懇親会もありました。
坐禅会が終わったとて特別変わったことはありません。ただただ心の汚れが少しは洗い流していただいたような気がします。これが毎年のことです・・・それでいいのだと思います。
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2010年10月3日日曜日
■大摂心会風景
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