2010年12月19日日曜日

■歓迎会兼忘年会


坐禅会の忘年会でも「たまり場風」になりました。

1、盛大な式となりました。

4月着任の、笹尾副住職の歓迎会が遅れてしまい、忘年会と合わせて行いました。
京都から阿部老師がかけつけてくださいまして、素晴らしいかたちができました。
17名の参加、老師が京都から、山部副会長が福島から、鎌田さんが逆境から完全復活で参加とうれしい集いでした。

2、老師の坐禅姿

阿部老師は大悲寺での坐禅例会にも参加いただきました。
はじめて(たぶん)見るのですが、
老師の坐禅姿は身震いするほど素晴らしいものでした。

まさか・・・と思って、カメラも持参してなかったので写真はありませんが・・・。


3、忘年会の「たまり場」

阿部老師がお帰りになってからのかたち。
これは発見でした・・・大きなテーブルですから持て余し気味でしたが、
こうして端の方に固まってしまえば、丸テーブルでの「たまり場」と同じで
、団論風発・・・・・
鎌田君の病気が癒された「後生掛温泉の湯治」で盛り上がりました。



























4、日々新たに

老師のお話で、「日々新たに」なっていかなければだめだとありました。
坐禅会も今年が副住職着任で形ができつつあります。
来年のあるべき姿に思いをはせた歓迎会兼忘年会でした。


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2010年12月8日水曜日

■2011年日程表

2011年の日程が決まりました。
秋田市寺町の大悲寺です。
午後二時から行います。
どなたでもご参加できます、少し早めにおいでください。

秋田維摩会2011年日程表
日(曜日)
備  考
22(土)

26(土)

26(土)

9(土)~10(日)
春の集い
23(土)

21(土)

25(土)

23(土)

27(土)

17(土)

10
22(土)~25(火)
秋の大摂心
10
29(土)

11
26(土)

12
24(土)


2010年10月14日木曜日

■静岡修行写真集













静岡修行の写真集です






















































































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2010年10月11日月曜日

■臨済寺での教え


秋田市寺町大悲寺の坐禅会:秋田維摩会のメンバーが、師家(禅の先生)である阿部宗徹老師のお寺、静岡市・臨済寺の開山法要に出かけました。

1、すごいお寺でした
臨斎寺は天文5年(1536)太源崇孚・雪斎(たいげんすうふ)が自分の弟子大休宗休を勧請し開山した。
この年4月今川9代目の氏輝が24歳で亡くなり善得院に葬られた(善得院は亡き母北川殿の別邸を直した庵)
法名 臨済寺殿用山玄公に因んで、臨済寺とつけられた。



凛としたただずまい、本堂への階段を通れば波動の高さが感じられます。



















2、徳川家康ゆかりのお寺
德川家康が幼少の頃、竹千代時代、今川の人質となり駿府に居た頃、
学問をこの臨斎寺の太源雪斎に学んだ



ゆかりのお部屋の前で感動しています!





















3、開山法要はお坊さんが75人
10月10日 開山法要は厳かなもので、お坊さんだけでも75人が参加しておりました!!
しっとりとした尺八が奏でられて始まった式ですが
阿部老師の開山の偈(漢詩)は朗々と感動でした。
また声明でしょうか、別の和尚様の声明にも感動! 格調高い儀式でした



















4、200人の檀信徒が集う
毎年の恒例行事で、老若男女の檀信徒が200名も参加するのです。法要、講話、食事
(270人分を御膳つきの精進料理だします)



















200人の方々が、普段着の服装で参加し、儀式も講和も・・・もちろん食事も、みんな楽しんでおりました。うらやましい限りでカルチャーショックでした。



・何がカルチャーショックなのでしょうか、坐禅会の秋田維摩会なのか、それともお寺の大悲寺なのか、はたまた大悲寺を中心とした臨済宗の皆さんなのか・・・みんな一緒なのでしょうが。市民に働きかけ、心のよりどころとなる、一日をゆったり、感動を持って過ごせる場ができていることです。徳川公の拠点としての歴史がそうなのでしょうか、安部老師のおかげなのでしょうか・・・。大悲寺に副住職がおいでになったことをきっかけとして前向きに行きたいものです。


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2010年10月7日木曜日

■大摂心が終了しました

 3日から始まった大坐禅会が終わり、普通の生活に戻りました。

1、朝5時起床
朝 5時起床、5時半 スタート
 坐禅、参禅(いわゆる禅問答)




















終われば、朝のご飯(一汁一菜)を一緒に食べます。秋田こまちの新米がおいしいです!

2、講演会
阿部宗徹老師の講演会
大悲寺で開催、会員の他、檀信徒の皆さんが大勢集まっていただきました。
演題は「蜜陽(みつよう)」でした。韓国の都市の名前であり、カンヌ映画祭の映画のタイトルでもありました。シークレットサンライズ・・・いつもあなたにふりそそいでいる。




















掲げてある「蜜陽の書」は秋田市の書家・佐藤蓉子さんによるものです。当日の朝急きょ書いていただいたものです。

3、臨済寺の雲水さんたち
今年も5人の雲水さんたちに助けていただいて坐禅会ができました。
秋田駅までの往復の「托鉢」に出かける姿です。あいにくの雨でしたが元気な声が秋田市に響き渡りました。秋田にもかなりなじんできたようです、多くの喜捨をいただいています。




















4、すべてが終わって
記念写真です。
ウイークデーの9時半ですから現役の人は写っていません。





















このあと、ビールの懇親会もありました。

坐禅会が終わったとて特別変わったことはありません。ただただ心の汚れが少しは洗い流していただいたような気がします。これが毎年のことです・・・それでいいのだと思います。

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2010年10月3日日曜日

■大摂心会風景


いよいよ今日から秋田維摩会の大摂心会が始まります。
一昨年の摂心風景を写真家の鎌田勉さんが撮っておりますのでコピーを掲載します。

1、阿部宗徹老師のお勤め
神々しい朝のお勤めの一コマ



















2、坐禅
本堂での坐禅風景



















3、参禅
いよいよ参ります・・・と順番待ちの風景
震えがくるくらいです!!



4、粥座(しゅくざ=朝ごはん)


















一汁一菜です


















5、講演会
阿部老師の講演会「今を生きる」


























6、托鉢風景
行ってまいります













































わらじです



















ただ今帰りました
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2010年9月29日水曜日

■10月の大摂心会日程












10月はわが座禅会・秋田維摩会の最大の行事があります、「大摂心」です。

2010年の日程をお知らせします

10月1日
・阿部老師お迎え 大悲寺集合 12:00
・阿部老師ご到着1日13:00秋田空港

10月2日
・大悲寺法要
・終了後静岡市へ

10月3日
・安部老師 静岡市 臨済寺にて葬式
・秋田へ 19:00ころか

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10月 3日(日)
夕方17:30 受付開始
   18:00 坐禅開始
   19:00 総坐礼(初めのあいさつ)
         提唱(現在は臨済録)
   20:00 参禅(いわゆる禅問答の時間)
   21:00 坐禅 終わりの儀式
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10月  4日(月)
 朝 5:30 朝のお勤め(お経)
    6:00 参禅
    7:00  粥坐(朝食) 解散


   10:00  修行僧の托鉢 大悲寺~秋田駅
   12:00 秋田駅~大悲寺


 昼14:00 参禅


 夜18:00 坐禅開始
    9:00 提唱(現在は臨済録)
   20:00 参禅(いわゆる禅問答の時間)
   21:00 坐禅 終わりの儀式
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10月  5日(火)
 朝 5:30 朝のお勤め(お経)
     6:00 参禅
    7:00  粥坐(朝食) 解散

   10:30  阿部老師講演(大悲寺)
   12:00 

 昼14:00 参禅

夜 18:00 坐禅開始
   19:00 提唱(現在は臨済録)
   20:00 参禅(いわゆる禅問答の時間)
   21:00 坐禅 終わりの儀式
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10月  6日(水)
 朝 5:30 朝のお勤め(お経)
    6:00 参禅
    7:00  粥坐(朝食) 

    8:30  物故者法要(大悲寺)
   12:00  老師お帰り (秋田空港)








■坐禅会がこざくらの丘に


秋田維摩会の6月例会のあとに、我が家のこざくらの丘に出かけてきました。

2010年8月31日火曜日

■朝の坐禅と随息観


毎朝の呼吸法+坐禅では、太平山を目の前にし、朝日をお拝みながらの実習です。最近「不孤」という言葉が気になっています。

1、刻字作品「不孤」
だいぶ前に彫った作品です。書は私の大好きな蘇東坡で、ケヤキに彫っています。





















2、中村天風氏の「不孤」解説


中村天風「盛大な人生」、第三章 理想の摩訶力 p139


盛大な人生

「とにかく、常にすぐれた、恵まれた人生に生きたかったら、心の生活を豊にするためへの理想を気高いものにする。
それには、自分はどんな場合があろうと,宇宙霊と一体である・・・そいつさえ忘れなかったら、どんな健康的な出来事があろうと、運命的な出来事があろうと、自分は孤独ではないということがわかりそうなものだ。
おととし、私の誕生日の記念に、扇に「不孤(こならず)」と書いてあげたろう。「不孤」というのはひとりぼっちじゃないよという意味なんだ。ひとりぼっちじゃないよという意味は、お前には宇宙霊がついている、お前は宇宙霊の中にいるんだよということだ。」

*宇宙霊とは造物主、神、仏と同じ


3、太陽の恵み
太陽のプロミネンスです。太陽は今はおとなしい時期となっていますが、時々こんな活動をしています。そのプラズマとなったエネルギーは膨大なものです。
坐禅では地にいる私の身体を通して・・登頂から・・宇宙へ,太陽へとたどり着き、その太陽からエネルギーをほんの一掴み分けていただくいただくことをイメージしています。


4、太陽とは天照大神
世界中で太陽が神と考えられています(太陽信仰)。日本でも天照大神(アマテラス)が太陽神として考えられています。
ということで、太陽イコール神と考え、こんなことをしています。





















坐禅では、数息観と随息観があります。随息観の一つとしてこんな小道具で試みています。