2010年2月1日月曜日

■なぜ「動中の工夫が百千億倍」なのか

白隠禅師の「動中の工夫静中に勝ること百千億倍」はもちろん知っていますが、坐禅をするほど、なかなか納得しているわけではありません。坐禅は大事だといいながら、ただ坐っているよりも、動中の工夫が優れている。それも百千億倍もというのはどういうことでしょう。じっくり調べました。


1、動中の工夫・・刻字


ケヤキの板に彫ったものです



















2、一般の解説

禅の世界で、修行や修行による精進を「工夫」といって、

坐禅は「静中の工夫」、掃除や畑仕事などの労働を「動中の工夫」と呼び、

二つを修行の両輪としているという。

頭で考えることをやめ、手足を使い、汗を流し、無心で畑仕事に勤しむ。

掃き清め、それに没頭することで、己の心に溜まった

塵を掃き去ってしまうということ。

掃除という行為を通して心を無塵にする。


3、呼吸を整え静かに坐る
以下がお寺で一般の人に説く坐禅についてです、

仏教の祖であるお釈迦さまは、菩提樹の下で組んだ坐禅によって悟りを開いたといわれています。はじめて禅を学ぼうとするときに、坐禅がもっともわかりやすく、適した行であるといえましょう。
禅では、『こころと体の調和』を大切にします。身体を調え、呼吸を調え、心を調えて静かに坐し、自分自身を見つめる、それが坐禅です。忙中に閑をもとめ、四季の自然を友として、ひととき静かになって禅堂に坐す。心身一如の境地のなか、自分自身を見つめてみましょう。
『人生とは何か、自分とは・・・』と本質的な問いを己に投げかけてみては如何でしょう。新たな視界が開かれることでしょう。


4、西村恵信元花園大学学長説

白隠禅の特色は公案工夫による「見性第一主義」にある。坐禅
はそのための手段であっても目的ではない。ゆえに白隠におい
て「修証一等」ということはない。彼は道元一門を「今時黙照の
邪党」と口汚く罵り、盤珪を「近代断無の瞎僧」と揶揄した。そう
いう白隠の過激なまでの批判は、当時の曹洞禅、黄檗禅、念
仏禅、不生禅などに共通して欠如していた「大死一番、絶後蘇
生」の決定的宗教体験を強調するためであった。

 公案工夫は宗教体験に不可欠の手段であって、坐禅は公案

工夫の一手段に過ぎない。ともかく一度「懸崖に手を撒する」覚

悟で公案と取り組んで、大悟徹底の大歓喜は得なければならな

いことを力説した。特に彼は「動中の工夫は静中の工夫に勝る

こと百千万倍す」と言い、坐禅よりも日常のなかでの公案工夫を

勧めた。

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(まとめ)

・臨済禅では、坐禅は公案工夫の一手段に過ぎない。西村恵

信老師は言い切っています。

・日常生活の中で公案を工夫せよと。

・でも公案だけでしょうか?? 家事でも、仕事でも、武道でも、

でも心と言葉と行動がひとつになる、空海の三密加持なので

はないでしょうか。


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2010年1月12日火曜日

■2010年の坐禅会の日程

秋田維摩会の2010年(平成22年)の坐禅会日程

 (例 会)

 1月23日(土) 
 2月27日(土)
 3月27日(土)
 4月24日(土)

     春の集い(4月10~11日)

 5月22日(土)
 6月19日(土)
 7月24日(土)
 8月21日(土)
 9月18日(土)

    大摂心会(10月3日~6日)

10月16日(土)
     
11月20日(土)
12月18日(土)

PM2:00~ 
秋田市寺町大悲寺さんです。
初心者も歓迎します。
一年間無料で結構です。


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2010年1月3日日曜日

■あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。秋田維摩会を今年もよろしくお願い申し上げます。

ユネスコの無形文化遺産登録となった、大日堂舞楽の「権現舞」を制作し、今年から玄関のお守りになりました。

1、刻字作品:大日堂舞楽の「権現舞」

















2、共同通信ニュースより

秋田県鹿角市で大日堂舞楽 

黄金の面をつけ荘厳な舞

 黄金の面をつけた踊り手が剣を手に荘厳に舞う大日堂舞楽が2日、秋田県鹿角市の大日霊貴(おおひるめむち)神社で奉納された。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が昨年、無形文化遺産に登録した。

 堂の中央に置かれた約3メートル四方の舞台の上で、黄金のほか黒色の面などを身につけた能衆と呼ばれる踊り手が、笛や太鼓の音色に合わせ、白い息を吐きながら7種類の舞を順番に踊った。




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2009年12月12日土曜日

■般若心経は訳さないもの

般若心経はいろいろな訳本が出ておりますがなかなかしっくりこないものです。ましてや「ギャーテーギャテー・・・」は絶対に訳せませんよね。
それはそのとおりだということがこちらで分かりました。


1.般若心経


2、五種不翻

般若心経は長い間、翻訳してはならないとされてきた。もともとのサンスクリットを表意文字の漢語にするだけでも無理があるのに、さらに日本語に変換したのでは本来の意味が損なわれてしまう。

翻訳してはならない五つの理由。

1・秘密性の故
秘密とは他人に隠すという意味ではない。秘境にある緻密と濃密、奥深くて知ることが難しいという深長な意味合いである。単に言葉の意味だけを日本語にしただけでは、感じ取るべきものが感じ取れなくなる。

2・多含性の故
ひとつの言葉に多くの意味が含まれているので、解釈の仕方次第では別の意味になってしまう怖れがある。自分の体験や知識の範囲だけで軽々しく理解してしまってはいけない。

3・地域性の故

地域地域によって存在する言葉とその意味が違うことがある。また使う人によっても微妙なニュアンスの違いがあり、翻訳したからといって本意と受け取った意味が一致する保証はない。

4・古に準ずるが故

紀元前400年の深遠な意味が、翻訳によって間違って伝えられる危険。その時代に発せられた言葉の原意は、地理的にも時代的にも遠く離れた日本まで正しく言い伝えられてきただろうか。

5・尊重の故

ひとつの言葉の意味を正確に説明するには一時間も二時間もかかるかもしれない。たくさんの言葉を使った時点で本来の一語の輝きは失われてしまう。

 

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2009年12月11日金曜日

■会報「黙泉 12月号」

秋田維摩会会報12月号です。
今月は19日(土)午後2時からです。
どなたでもどうぞ、最初一年間は無料で、由緒ある大悲寺で坐れます。
最初の方はお早めにおいで下さい。




























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2009年11月14日土曜日

■会報「黙泉 11月号」

秋田維摩会の会報「黙泉 11月号」です。

2009年10月28日水曜日

■滝田さんと鶴の湯温泉へ

秋田維摩会の2009秋の摂心会は特別でした。
時代が「禅を求めているのに、市民への働きかけが不足だ!」との、師家・花園大学学長・阿部宗徹老師のお心の下に(すべてがおんぶに抱ダッコでしたが)、滝田栄さんを招いた坐禅会でした。
秋田市での講演を終えてから乳頭温泉郷・鶴の湯温泉に行きました。

鶴の湯温泉前での全員集合





















懇親風景















滝田さんご夫妻















画家のS副会長












帰りの角館伝承館前で