2010年3月1日月曜日

■丹田呼吸法(2)丹田呼吸の効果

腹式呼吸特に丹田呼吸の効果をまとめました。
プラードさんから引用と一部付加
①自律神経のバランスが整う
 ストレスフルな環境では、人間は交感神経が優位な状態が続いています。この交感神経から副交感神経へのスイッチが上手く切り替わらないと、自律神経失調症や、その他の慢性疾患を引き起こす原因となります。 丹田呼吸法を習慣にすることで、副交感神経のスイッチを入りやすくし、自律神経のバランスを整えることができます。

②代謝や免疫力向上による健康増進
 自律神経は代謝、免疫、消化吸収、体温の維持調節、ホルモンバランスの調節、睡眠と覚醒のリズム等人間の健康の維持に関すること全てを司っています。自律神経のバランスが整うことで、健康増進を図ることができます。丹田呼吸法を繰り返すと、体がぽかぽかしてきたり、晩眠る際に「寝たままでの呼吸法」を行うと寝付きが良くなり、質の良い睡眠を得られることに気づくでしょう。また、代謝が良くなるので、肌の調子が良くなったり、風邪をひきにくくなったりという効果も望めます。

③集中力のUPによる生産性の向上
 落ち着きのない子ども(大人でも)は必ずと言っていい程呼吸が浅くなっています。逆に言うと、落ち着きのある人、大人物と言われる人は呼吸が深いのです。
 なんとなくそわそわする、気持ちが落ち着かない時は、45回丹田呼吸法をしてみましょう。すると、自然に気持ちが落ち着き、仕事や勉強に集中できることを発見するでしょう。

④インスピレーション(直感)が冴え、決断力がUPする
 脳波がα波になると、顕在意識と潜在意識を区切るクリティカルファクターという膜が緩みやすくなり、潜在意識からのインスピレーションを受けやすくなります。
 インスピレーションや直観は、天から降ってくるものではなく、皆さんの潜在意識からのものなのです。潜在意識は時間も空間もない、私達の英知の宝庫です。ユングの言う集合的無意識にも通じています。ここにアクセスすることで、今の自分に必要な答えが返ってくるのです。
問題解決能力が身につき、ストレスの元を減らすことが出来る。

⑤ストレス耐性がUP
 丹田呼吸法を生活の中に取り入れることで、脳波がα波になりやすくなります。そうすると、怒りや不安の感情を手放せるようになり、ストレス耐性がUPします。
 ストレスは吐き出すことにより減ずることができます。運動での汗、他人に一杯お話を話すことで出す、丹田呼吸法で体内に貯まったストレスを長い呼気とともに吐き出すことで減らする。

⑥脳の活性化に役立つ
 また、脳に酸素を十分に送り込むことが、脳の活性化には不可欠なのです。高齢になっても若い時と変わらず活躍されている方は、背筋がピンと伸びていることが多いですね。それは、姿勢が良いと肺に空気が多く取り込めため、脳に酸素が十分にいきわたっているからです。呼吸法のみならず、普段から姿勢に気を付けて、充分に酸素を脳や体にいきわたらせることが脳の健康にも大切です。



右のラベル「丹田呼吸法」から入ればシリーズ全部に
たどりつきます。
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